2014年05月03日

【お勧め本】リーン・スタートアップ

リーン・スタートアップ
ムダのない起業プロセスでイノベーションを生みだす

エリック・リース (著)
伊藤 穣一(MITメディアラボ所長) (解説)
井口 耕二 (翻訳)
日経BP社  2012/4/12
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P48970.html

日経BP書店HPより転載~~~~~~~~~~~~~~~

内容紹介
リーン・スタートップとは、新しい製品やサービスを開発する際に、作り手の思い込みによって
顧客にとって価値のないものを作ってしまうことに伴う、時間、労力、資源、情熱のムダをなくし、
時代が求める製品・サービスを、より早く生みだし続けるための方法論です。

■新しいことを始めたい人すべてが起業家
著者自身が、起業で失敗を重ねる過程で得た考え方ですが、それは会社を興す人にかぎらず、
企業や組織のなかであっても新しい事業を始めようとする人にも役立ちます。本書のなかでも、
「スタートアップとは、不確実な状態で新しい製品やサービスを創り出さなければならない人的組織
であり、そこで働く人は皆アントレプレナー(起業家)である」と語っています。


■「構築―計測―学習」のフィードバックループ
リーン・スタートアップは具体的には、「構築―計測―学習」のフィードバックループを通して、まず
要となる仮説に基づいて実用最小限の製品(MVP)をすぐに作って、実際に顧客に使ってもらった
実験結果から、成長につながる価値を学ぶ(検証による学び)という工程をくり返します。
その中で、仮説に対して結果が違ったら、そのまま進むか、あるいは方向転換(ピボット)するかを
選びます。その判断基準も、いっときの成果ではなく、事業として継続できるかどうかを見る、
著者ならではの鋭い指摘が示されています。

■リーン・スタートアップの本質は、不確実で先が読めない時代への挑戦
本書の中でたびたび登場する言葉が「不確実な状況」であり「価値」です。著者はロケットの発射
のように綿密な計画を立て、わずかでも仮説が間違っていたために悲惨な結果を招くよりも、
自動車の運転のように状況に応じで進路を変えながら進んでいく操縦法が起業においては
重要であると説きます。先の見えない不確実ないまの時代、失敗をくり返さなければ
すばらしい新製品は開発できず、価値を正しく見極め、失敗をムダにしないためのアプローチが
リーン・スタートアップです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これからの起業スタイル、起業に対する考え方。
そんな感じもありますね。

決めたら、迷わず進め!と、いうことでしょうか。
進まないと、その先もありませんので・・・。

国の施策や背景は、起業のすすめ(勧め)という時代に
なっていますが・・・。
起業は難しく、企業はもっと難しい時代です。


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Posted by lifeinshizuoka at 16:17│Comments(0)お奨め本
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