2013年01月31日

日本経済の鉱脈を読み解く 経済指標100のルール

日本経済の鉱脈を読み解く 経済指標100のルール
鈴木 賢志 著
かんき出版  2013/1/23
http://www.kankidirect.com/np/isbn/9784761268879


以下、出版社(かんき出版)サイトの本書、内容紹介より~~~~~~~~
はじめにより
これからの日本経済は大丈夫なのでしょうか。
私は大学の授業で、毎回学生に自由なコメントを書いてもらっているのですが、
そんな問いかけをしばしば見かけます。
思えば、いま大学生の彼らが生まれたのは、1990年代はじめ。
つまり彼らの人生は、日本の「失われた年」にそっくりそのまま重なります。
彼らが高校生になった頃、リーマンショックで世界経済は急降下。
かねてから進行中の少子 高齢化、デフレ、円高、巨額の政府債務、
そこに発生した東日本大地震……。
悪い材料は数え きれないほどあります。
しかし同時に、私たちは、日本がまったくダメになって
しまったわけではないことも知って います。
円高が維持されているのは円が買われているからですし、
巨額の政府債務をさらに積み上げることができるのは
まだ日本の国債に需要があり、低い金利での調達が可能
だからです。
一方で、円や日本国債が買われているのは単なるマネーゲームだ、
と言う人もいるでしょう。 しかし、日本に何もいい材料がなければ、
投資家は見向きもしないはずです。
だから安心してください、と言っているわけではありません。
けれども、先の学生を含め私たちの多くは、日本経済の現状を
しっかり把握しないまま、何となく不安を感じて、立ち止まって
しまっているような気がします。
ですがそこからは、何も生まれません。
まずは現状を正しく把握し、何が問題で何が問題ではないのか、
問題があるとすればそれはどのくらい深刻なのかを、
なるべく多くの人が理解する必要があると思います。

本書は、国際比較データを用いて日本の立ち位置を明らかにし、
それによって日本経済の置かれた現状を理解してもらうことを
めざしています。
さらに、その現状をもとに3年先、5年先の日本経済はどうなっていて、
どのような分野に投資やビジネスチャンスの鉱脈があるのか、
そのヒントをつかんでいただくことも視野に入れています。

世の中には、それこそ無数のデータが存在します。
そして今やインターネットによって、さまざまなデータを簡単に
入手できるようになりました。ですが、国際比較のデータは
英語で提供されていることが多く、探すのに手間がかかります。
また、データにたどりついたとしても、数字の大小を比べるだけ
ではよくわからない、ということが少なくありません。

そこで本書は、そうした事情を踏まえて、諸外国と比べた現在の
日本経済の状況を表すさまざまなデータを、なるべく多くの人に
読んでいただけるような形で示しています。データを見れば、
「何だ、日本も結構やるじゃないか」ということは、意外に多くあります。

ですから、投資家の方には新たな投資先見つけていただきたいですし、
中小企業の経 営者や第一線のビジネスパーソンの方々には
新たなビジネスチャンスを発見していただければと思います。
さらに、日頃ビジネスに関わっていない学生や主婦の方々、
あるいは地方公共団体や非営利団体で働く方々にとっても、
日々の仕事や生活に役立てるヒントを提供することができるものと
考えています。

本書を読み終えて、本当の日本経済の実力が理解できれば、
あいまいなデータしかもっていない人の言い分、そもそもデータも
なく雰囲気で語る人などにだまされることなく、
将来をきちんと見通すことができるようになるでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
はじめにを読んで、
それだけでも身に、ためになり、
本書を読破したい気分にしていただき、
なんとなく知識を習得し、
元気をもらいながら、
現状を憂う!

様々なものを学ぶことができますね!

しずおかのビジネスパーソンも
要チェックですね!


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Posted by lifeinshizuoka at 04:54│Comments(0)お奨め本
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